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結果:クレイバスが最高!
結論からいいますと「クレイバス」が最高!です。
「クレイバス」といっても、
「クレイフットバス」足浴と
「クレイハンドバス」手浴と
「クレイバス」全身浴があります。
その中でも今回は「クレイフットバス」に焦点を当ててお話しますね!
体感の8割から9割がトラブルを抱えている
私が介護の現場で働いていたときの体感は、9割のみなさんが水虫であったり皮膚のトラブルがあり、指はもちろん爪、足全体に症状が見られる方も多いです。
頻繁に足を洗える環境であっても、自身で洗うのはめんどくさい(しんどい)
新しい靴下に履き替えることがめんどくさい(しんどい)
就寝時に靴下を脱ぐと寒い。
さまざまな理由から、足は菌の繁殖しやすい環境になってしまいます。
爪の問題も多い
施設によって多少違うのかもしれませんが、爪のトラブルは多い印象です。
爪の変形、介護職で切ることができない、難しい爪を持っている方も多いです。
糖尿病であったり、血液がサラサラになるお薬を飲んでいる方の爪切りを行う際、傷をつけてしまうと血が止まらない、そこから感染症になりうる可能性もあります。
また、爪が原因で歩行に影響を与える可能性もあります。
食い込んで痛みがあり歩けない、歩きたくない。
身体的な問題が、精神的な問題になってしまったり、
さまざまな利用者さんの介護拒否の原因のひとつになっていることも考えることができます。
足先は冷えている
高齢者の足先は冷えている方が多い印象です。
足先は体の末端でありますので、栄養を運ぶ血液が届きにくく治りが悪くなることも考えられます。
そういったことを考えると、足の健康はとても重要なことがわかってきます。
入浴拒否とフットバス
介護の現場で働いているといかに「拒否」を回避するかと考えることも仕事になっていきます。特に入浴拒否は困ります。
自身で入れる環境におられる方は良いのですが、介助者がいない状態での入浴ができない場合、入浴のタイミングが限られてしまうからです。
「入浴して欲しい」
「入浴したくない!」
この攻防戦は介護者にとっても介護される側にとってもかなりのストレスです。
ただワガママに拒否をされているわけではなく、
介護者に気を使いすぎるゆえに、介護されることを拒否される方もいますし、自身でどうにかしたい気持ちが強く私たちの介入を拒否される気持ちもよくわかります。
案外気持ちいようです
あんなに拒否をしていたのに、足浴をはじめたら、足浴が終わらない。
「気持ちいい、、」
「そうですよねぇ〜」
な現象が起こりがちです。
足浴を行った際に注意深く足を観察します。
爪切りが必要な時はこのような時に行います。
薬の塗布もただ単に塗るだけではなく、血行がよくなるように優しくマッサージするとだいたいの方が、
「気持ちいい、、」
とおっしゃいます。
そういった触れ合いはとても大切ですし、
クレイと介護
私は介護の現場でクレイを使うことはなかったのですが、今であったら実験的に使っていたかもしれません(状況、環境によります)
そんな場合に使用しただろうクレイ
「イエローイライト」
私の先生であるドミニック先生がおっしゃていましたが、高齢者には引き算、デトックスする必要があるように思えない。ということです。
人生の秋〜冬。
人生の疲れが出てくるシーズンに入った方には疲れのクレイ
「イエローイライト」
の出番です!
イエローイライトはカビにも働きを見せてくれるため、そういった意味でもベストなクレイです。
イエローイライトのフットバスを行い、その後保湿をかねてマッサージをすることで、健康な肌と足元を維持していくことができると思います。
寝た状態でも足浴はできますので、寝たきりの方にもケアとして取り入れることが可能と思います。
介護職は楽しい!
私が介護職をしていて思ったことは「介護めっちゃ大変やけど、楽しい!」でした。
認知症の方はこちらのことが全くわかってないのかと言われれば、そうではないと思います。
こちら側から優しい気持ちで接することで、優しく返してくれることもままあります。落ち込んで悲しい気持ちを引きずっていたら、
「大丈夫か?休んで行くか?」と声をかけてくれることがあったり、
(さっきまでカボチャ投げて暴れていましたよね?)
「どうせ、わかってないねんから」と接していては、相手も海千山千の人生の先輩たち分かっていますよ!
なんとも言えない、面白さがある仕事だったなぁと思います。
話がどんどん脱線してしまい、すみません(汗)
イエローイライトのフットバス
クレイを使う際は、プラチックの容器は避けたいのですが(ホーローのタライなどが望ましい)やるとやらないでは大きな違いがあると思いますので、フットバス用の容器を準備します。
そこにお湯とクレイ(約20g)を入れよく混ぜて、その中に足を入れていきます。
お湯の温度が下がりやすいので、足し湯できるようにポットに湯を用意しておくと良い環境がキープできます。