今回のテーマは『クレイでグランディング』です。
さっそく公園で裸足になってみた。そのまま地面を踏みしめる。
「気持ちいい〜っ」
冷たくて、ザラザラしていて、懐かしくて、何とも言えない心地よさを感じる。
「グランディング〜・アーシング〜」
40過ぎの語彙力を疑う発言だ。まぁ、1人で公園にきたかと思えば、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、裸足で歩き出す、、、、、この程度の語彙力が限界だ。
クレイでグランディング
はい。。このように、いますぐ裸足になれないそこのあなた!に向けた今日のテーマが「クレイでグランディング」です。
グランディングとは「地面に接地する」という意味があり、地面に足をつけて体に帯電した電気を放電することで、副交感神経を優位にすることができるのです。反対に帯電している状態は交感神経が優位になりリラックスできない状態となっています。
現代では直接「素足」で「土」の上を歩くことは少なくなっていると思います。生活をする上で、毎日のスマホやパソコン、通勤電車、家電が発する電磁波などに体はさらされ続けています。何となくの不調はそんなところからもきているのかもしれません。
それでは「クレイ」とは?
クレイとは粘土鉱物のことです。粘土は岩石などが長い長い年月をかけて、雨や風にさらされ風化・変性をすることでできます。はじまりはビックバンからと思うと、それはとても長い年月をかけて私たちの目の前にあるのです。
クレイテラピーとして使用するクレイは、2μ以下の超微粒子で普段目にする砂よりも細かく、パウダーのような質感をしています。香りも独特で土のような、山のような、懐かしい香りがします(私的ですが)
クレイテラピーでクレイを使用するときは、粉のままで使用することは少なく「水」を含ませてから使用します。その状態を「クレイペースト」といったり、「クレイ水」「クレイミルク」と言ったりします。それぞれは「水を含ませる量」によって変わります。
今回使用する使い方は、「クレイフットバス」お湯の中にクレイを入れて入浴剤のような使い方です。
クレイフットバス
クレイフットバスはクレイに含まれるマイナスイオンが水の中に混じりあうことで「マイナスイオン水」になることが大きく関わってきます。
マイナスイオン水になったクレイ水は、体内に溜まったいらないもの(老廃物など)を体内から出す働きがあります。
クレイフットバスの作り方
【作り方】
① 8〜10リットルのお湯(38〜40℃)にクレイ20グラムを入れます。
② 15分〜30分ほど足をつける。
以上になります。
ここから少し注意点があります。
【注意点】
お湯に入れるクレイは、粉のままお湯に直接入れてもかまいませんが、一度精製水でクレイを完全に溶かしておくとより良いです(しっかりと溶けてダマにならないのでよりクレイが働いてくれる気がします)
フットバスを行うときの「容器」について、陶器や木製のものが良いです。プラスティック製のものよりクレイが働きやすくなります(金属製のものも化学反応を起こしてしまうので避けたいです)
1番重要な注意点は、一度浸かったクレイフットバスは「使い回しをしない」ことです。これは大事です。体の要らないものが溶け出したお湯の使い回しはダメです。
もし、クレイフットバスを行っている最中に、気分が悪くなる。頭痛がする。何だかしんどい。などの体調に変化があった場合は、クレイフットバスを中止します。クレイは唯一の「出す自然療法」です。体力がないときに「出す=デトックス」することは体にとって、とても危険な行為になります。ご自身の体調をよく観察し、クレイを使用することで、よりクレイを効果的に使用できるようになります。