紅葉ですね。紅葉といえば、、、
そうだ京都にいこう!!
ということで、京都にやってまいりましたー。
【世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺 東寺】でございます!
東寺といえばこの五重塔。京都にきた!と実感できる瞬間です。
本日は目的がありまして春と秋に公開している「秋期の宝物館特別公開」を見にきました。が、なんと、
4時に到着したときのわには、今回ご縁がなかったようで見れませんでした。今回の秋期展示は「鎌倉時代の東寺〜弘法大師信仰の成立〜」(2022年9月20日〜11月25日)「国宝・兜跋毘沙門天」みたかった(涙)
膝から崩れ落ちそうになりながらも、5時閉門ということなので急ぎ「東寺」を楽しむことにしました。国宝である「五重塔」の初層内部が公開されていました。そちらに参りましょう。
現在に残る五重塔は、江戸時代前期(寛永21年 1644)高さ55メートル、徳川家光の寄進により竣工した、5代目の塔になるとのことです。空海が嵯峨天皇から東寺を勅使されたときは、塔はまだ建っていなかったそうで、天長3年(826年)に弘法大師の創設着手にはじまり、落雷などで4回消失したとあります。
内部は、心柱を大日如来と見立て「阿閦如来」「宝生如来」「阿弥陀如来」「不空成就如来」の金剛界四仏と八大菩薩が安置されています。
モノクロで分かりにくいですが、内部は当時の色彩が残っており綺麗です。四天柱には、「金剛界曼荼羅諸尊」が描かれています。
塔の内部から、上を見上げると上階につながる梯子があります。
塔の説明をしてくださる方に聞いてみました。
上には何もありません。
基礎が張り巡らされているだけです。
この塔は、仏陀の墓になります。塔の一番上にお骨「舎利」が納められています。
いえ、何もありません。「舎利」は塔のてっぺんの「あの部分」です。
そうですね。フフフッ
はじめて知りました。そうなんですね。ここです。
五重塔を出て見上げてみた。
あそこのあるのね「仏舎利」
口をぽかんと開けているのは、わたくしだけではないことを願いながら次に向かいます。
【国宝 金堂(桃山時代)】
金堂は東寺一山の本堂になります。文明18年(1486年)に焼失し、今の金堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、慶長8年(1603年)に竣工しました。
金堂の本尊は「薬師如来坐像」と「日光・月光の両脇侍菩薩像」になります。光背上には七軀の化仏を配して七仏薬師をあらわし、台座の周囲には十二神将像を配しています。これら三尊像は桃山時代の大仏師康正の作品で、薬師信仰の形をとどめています。(重要文化財) 参照:東寺パンフレットより
【重文 講堂 室町時代】
講堂は天長2年(825年)弘法大師によって着工され、承和2年(835年)頃に完成しました。文明18年(1486年)に土一揆による戦火で焼失。現在の講堂は延徳3年(1491年)に再興された建物です。
【講堂・立体曼荼羅】
堂内の白亜の壇上には大日如来を中心とした五智如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、帝釈天の二十一軀の仏像が安置されています。これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅「密厳浄土の世界」です。
そんなこんなで、タイムリミットのお時間5時がやってまいりました。この後には「夜間ライトアップ」が控えておりますので係の方も大忙し(汗)
ときのわも夜間拝観に参加しようと意気込んでいましたが、紅葉のシーズンもあり結構な人出になりそうだったのでここまでにします。
紅葉ライトアップ&夜間特別拝観は2022年12月11日までの開催なので、京都に行かれる際はぜひ行ってみてくださいねー!夜の拝観は不思議さが増して楽しいです!