先日、アロマフランスの認定講師が集う「プロフ会」が開催されました!
「クレイプロフ会」ねぎしは初参加にです。本当にドキドキでした。
午前部と午後部に1講座ずつ開催されました。まずは午前部をシェアしていきたいと思います。
「アピテラピーとミツバチの世界」 北海道石狩市花畔にあるLa table Verte~ラ・ターブルベール~の尾形さんの講座です。
「蜂たちの食糧をわけていただく」
はちみつについては、過敏性腸症候群を患ってから高フォドマップであるハチミツを避けてていました。でもこんなステキな方が養蜂しているハチミツだもん。
アピセラピー
「アピ」とはミツバチのことで、「セラピー」が治療・療法。つまり『蜂蜜療法』。ミツバチの生産物には「ハチミツ」「プロポリス」「ロイヤルゼリー」「花粉」「蜂毒」などがあり、それらを利用する自然療法と教えていただきました。
ホームにおられる、90後半の爺さまが「毎日ロイヤルゼリーを飲んでるから元気や!」と言っていたのを思い出しました。そのロイヤルゼリーですが、
・更年期障害の軽減
・老化防止
・ストレス緩和
・肥満予防
・高血圧の予防
・毛髪の成長
栄養満点なんですよ!
ミツバチ界はどうなっているの?
ミツバチ界ではどう作られ利用されているかといえばまず若い働きバチ(日齢5〜15日)がハチミツと花粉を食べて消化吸収して大顎腺から分泌します。母乳と同じ免疫成分があるため、女王蜂が一生食べ続ける高タンパク食!女王蜂は一回の交尾で1年間に20万個の卵を産むんだから、、、、、!!
あの爺さまはミツバチの母乳で生きているのか、わたしの心中は複雑です!!
女王蜂の寿命と働き蜂の寿命
女王蜂の寿命は4〜5年で、働きバチの寿命は約1ヶ月〜7、8ヶ月となる。働きバチは全てがメスで、日齢ごとに仕事が割り振られるとのことだ。ちなみにオスの雄バチは全体の10〜15%ほどいるが、女王蜂との交尾飛行のみが仕事でその他は何もすることがないらしい。エサは働きバチからもらうようである。寿命1ヶ月。書いていて絶望的な気分になっているのはなぜでだろう?
そんなこんなで、あっという間に2時間半が過ぎてしまった。ミツロウがどのように流通しているとか、ハチミツと農薬の話や蜂毒の使い方など興味深い内容で考えさせられる現実問題もありました。新しいアピテラピーとして、「羽音セラピー」巣箱の中の蜂の羽音や振動を利用するセラピーもありました。ミツバチの生活に人間が参加するかたちですね。楽しそうです。
早速注文しましたので到着が楽しみです。「アピテラピー」を試せることもとても楽しみですし、過敏性腸症候群との関係性や実際を試せることも楽しみですね。
蜂蜜を選ぶときの注意点
「アピセラピー」のためのハチミツ選びですが、
・精製、加糖、加熱のない天然の純粋なハチミツであること。
・蜜源の花、花粉由来の香りがしっかり残していること。
・色の濃いハチミツ(ソバ・クリ・甘露ミツなど)はミネラルが豊富。
・クローバー、シナ蜜は酵素(グルコースオキシターゼ)が多め(殺菌作用)
・そして1番大事「自分が美味しいと感じるハチミツ」を選ぶこと。
アカシアなどはうすい色をしています。濃いハチミツはミネラルが多いと覚えておけば大丈夫。ミツバチの食事をわけていただいいているわけだから、ミツバチが生活している環境がとても大事になります。汚染された環境では汚染されたハチミツが採れるわけですから、蜜源とされる植物・花・育てる土(土壌)もとても大切です。地球の水が常に循環して増えるわけじゃないよう。限りある資源の中で生活していることを考えさせられますね。
おすすめの食べ方
最後にラ・ターブルベールさんのおすすめのハチミツの食べ方を教えていただきました。
起床時と寝る前にスプーン1〜3杯のハチミツをなめて白湯と飲む。
殺菌作用があるからならないそうです。そのほかに「ダイエット」にも効果的なようです。毎食後に大さじ1杯のハチミツをなめる。そうすると食事の消化を早めて代謝も早めてくれるとのこと。いやぁすごいなハチミツ。えらいよミツバチ。地球に拍手!
尾形さん、とても楽しい時間をありがとうございました。