散歩日記

ホケノ山古墳(奈良県桜井市)

 

全国210万6000人の介護職の皆さまお疲れ様です。昨日はうっかりつまずき、斉藤さんの酸素チューブを引っ張ってしまいまして、見事な鼻フックにしてしまいました。ごめんなさい斎藤さん。さて、檜原神社につづき「ホケノ山古墳」にきましたー。もう始めた頃のブログの目的は完全に見失っています。今日は個人的に一番好きな場所の紹介です

 

下から見上げたホケノ山古墳です。

ここの古墳は少し変わっているようです。内部から出た鏡や鉄器、木棺などを調べた結果、3世紀初頭〜中期の古墳じゃないかと考えられているようです。今までの古墳で最も古いものが3世紀後半〜末期と考えられるのでホケノ山古墳が「最も古い古墳」の可能性があるのかもしれません。埋葬者は不明とのことです。

 

近くに箸墓古墳もありますがホケノ山古墳の方が古く、卑弥呼の墓といわれる箸墓古墳も卑弥呼の生きた時代と一致しない様子です。ともあれここからヤマト王権は始まったのでしょう。

もっと色んなことがわかるといいなぁ。全国の古墳の発掘調査してほしいなぁ。

 

個人的に好きなポイントはここ!

ホケノ山古墳の上から見る三輪山!ココの見晴らしの良さは気持ちがスッキリします。ホケノ山古墳が最古の古墳とか、埋葬者が誰なのか、どんな時代でどんな人たちがどんな生活をしていたのか、知りたいことはたくさんあるけれど、ココにきたら「何でもいいかー」となってしまう不思議な所です。

いつも思うのですが、その時代を知るきっかけは埋葬と信仰であることが多いような気がします。「死」を通した先人たちからの残したメッセージです。何とも言えない空気感や匂いを感じます。いつの時代も「死」は悲しいもので怖いもので不思議なものだったのかもしれません。

 

そして死者からの死後の世界の話はあまり聞かないので、頭で考えるほど死後の世界は悪くはないんじゃないかとワタクシ思うことがあります。

 

話は急に飛びますが、私が高野山に行った時のこと、確かに弘法大師が今も生きているように感じました。実際はそこにいないのかもしれませんが、毎日お食事を運び、祈りを捧げ、共に生きている。子々孫々続くのだろう。私はこういったことが好きで、人の祈る姿が特に好きである。何かしらの想いが今という時間に集中している。

私は今はここに存在していると思っているだけかもしれない、実際は生きているか死んでいるかわからないし、ワタシの心だけがココにあるだけなのかもしれない。そんなあやふやな空気感にワクワクしてしまう。

 

いつも、駐車場に着くと明日も仕事かと現実に戻るんだけどね(ディズニー現象)

 

古代の信仰を通じて、生きてきた人たちの想いを想像する。時代が変われど人というものはあまり変わりがないように思う。

いつか人は寿命を老化を病気を克服するのだろうか?そうしたらどうなる?死なない人?それも私にとっては、なんだか怖いことのように思ってしまう。不思議だ。

 

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ねぎしさん
クレイテラピスト アロマフランス認定クレイ講師 占い師