こんにちわ ねぎしです
今回は、天気も方位も良いので「吉方位」に行きたいと思います!
えぇそうです。
方位は単なる言い訳で、ここではないどこかに行きたい病の発症です。
それでは!
出雲大神宮
今日の目的地は、京都府は亀岡市。丹波国一之宮「出雲大神宮」になります。
御神体山(御蔭山)を仰ぐ麓に、元出雲と言われる「出雲大神宮」が鎮座します。「元」が頭につけられているのは、おそらく島根県の出雲大社より古くからあったのではないかと推測されてのことのようです。
来る道中、ダンプ車に煽られながら、曲がるべき道を通り過ぎる失態(急に止まっては大事故になりますからね。)
鳥居の前で一礼、足を踏み入れた瞬間に梅の花のいい匂いがします。
さざれ石
国歌の「君が代」が書かれています。読みながら、ちゃんとした意味を知りたいなぁと思っていたら、続きに書いてありました。嬉しいですね。
『さざれ石とは、細かき石の意で永き歳月をかけて互いに寄り集まり、大きな巌となった尊きものである』
おお、そう言う意味だったのか。改めて言われると物凄い歳月がかかりそうだ(そこか)
なでうさぎ
次に現れたのがこの方「しあわせなでうさぎ」しめ縄がかかっているので触っていいのかいけないのかドキドキしながら撫でる!「かわいい」凡庸な感想を残し本殿に向かいます。
本殿
拝殿です。これより直進して裏に回ると本殿にあたります御祭神は「オオクニヌシノミコト」「ミホツヒメノミコト」です。ミホツヒメはタカミムスミノミコトの娘神でオオクニヌシ国譲りの際妻になられました。
大国主命は「だいこくさま」で「幸魂奇魂」という「鎮魂詞(神語)」(いのりことば) があります。「幸魂奇魂」はだいこくさまのご霊力であり、今回こそはお祈りしたいと思っていました。しかしどもってグダグダになってしまう不始末。あぁと肩を落として後にいらっしゃったおばあちゃんに交代です。おばあちゃんは足が悪い様子で杖をカンカン鳴らしながら歩いてきました。その音が気になってしまったは言い訳です。深々とお辞儀をして日々の感謝を伝えているおばあちゃんから目が離せなくなりました。
ありがとうありがとう。日々のお見守りのお陰で婆婆は83を迎えることができました。これからもお見守り下さい。ありがとうありがとう。幸魂奇魂、幸魂奇魂、幸魂奇魂。
深々とお辞儀を繰り返しながら、あばあちゃんのお祈りが終わる頃、周辺に強く風が吹きサワサワと木々がざわめき立つ。あぁ神様がいるうだろうなぁ、いい物を見せてもらえた気分になった。
そして今回の目的大本命!上の社のそのまた上にある磐座郡に参ることです。社務所に行き受付をします。そこで「たすき」を頂きます。これが無いと入山はできません。回る順番があったのかも知れませんが、はやる気持ちで一番近い坂道をいきます。
笑殿社
「
一番目は、末社「笑殿社」御祭神は「事代主命」と「少那昆古名命」です。奥に亀岡の名木に選ばれる。「出雲大神宮のイチイガシ」があります。亀岡市内で確信されているイチイガシはこの樹のみであり、御神木とされています。
磐座群
急な坂を登ると見えてくるのが、
ぼけていますね。「磐座郡」の入り口です。たすきが無いと行ってはいけない所です。グングン坂を登っていきます。途中視界が広がり明るい景色も見えますが、坂がキツいので足元の記憶しかありません。2番目の入り口が見えてきました。
ふわっと風がかけていきます。
「磐座郡」です。鬱蒼と樹々がしげり磐座郡をすぐ確認することができません。この山が太古より人々に神そのものと崇められてきたクニタチノミコトが鎮まる聖域になります。色々と気になることがありましたが、だからこそ山自体が御神体であると思いました。何か違和感があるのだが、そういうことに神が宿るのだろう。いや神が宿るから違和感があるのか?
これより先は禁足地なので来た道を戻ります。坂を降り右に折れると、
上の社
御祭神はスサノオミコトとクシナダヒメノミコトです。
そこから坂を降ります。途中にしめ縄のかかった岩がたくさん現れます。全てに神が居られるのでしょう。
御蔭の滝
御蔭の滝(龍神ノ神)御神体から湧き出る御神水。古来より近隣の田畑を潤し、人々を万病から護ってきました。龍神が宿るとされた自然信仰がうかがえます。
稲荷社
稲荷社、御祭神はウカノミタマノカミです。ウケは食と同じ意味です。食べることが大好きなので私大好きです(大好きの重複)
春日社
春日社、御祭神はタケミカツチノカミとアメノコヤネノミコトです。そう岩です。
古墳
きたっ!古墳!古墳大好き!5世紀〜6世紀初めの古墳出そうです。本殿後方の山上にある横穴式墳墓。
磐座
本殿背後の鎮守の社に鎮座する御神体山国祖クニタチノミコト。独特の雰囲気を醸し出しています。ここの磐座も上の社の上の磐座群も全ては御神体山の一部であり、御蔭山のクニタチノミコトは上の磐座群の前から遥拝できます。
水みくじ
さて、初めの本殿に戻ってきます。ご挨拶も済んだことですし恒例のアレ。おみくじを引きましょう!
大吉なのに、大吉なのに、喜べない!なんだかなぁなんだかなぁ。放心状態で後にします。
辨財天社
イチキシマヒメノミコト 財運・美容・芸能の神さま
黒太夫社
少し離れたところにあります(とはいえ3分ですが)
道開き・導きの神様サルタヒコノカミと山の神のオオヤマツミノ神さまがいらっしゃいます。個人的になんだか好きなところです。